重見さんは「バイデン政権は、米国の大手テクノロジー企業から巨額の献金を受けているので、大統領選挙前の合意というのはやっぱり難しかったんだろうと思う。もしトランプ政権になれば国際協調はやっぱり難しいということだと思うので、やはり関税の掛け合いになって金融市場の変動性は高くなるでしょう」、佐々木さんは「為替といえばビッグマック。これでも日本のビッグマックはまだまだ世界に比べて安すぎる。1ドル80円で、米国と日本のビッグマックの価格が同じになるという状況。にもかかわらず今ドル円って150円で160円で倍になっているわけですね。この背景にはやはり構造的な円安要因があります」などと話した。(日経電子版)