台湾総統選は候補者が固まっていない。釈迦頭は2年前中国が突如輸入を禁止した。輸出制限で離農や転作が出た。中国の圧力は水産物や観光などでも行われ軍事面でも強まっている。台湾の若い世代では香港のように自由や民主主義が脅かされるのではないかとの危機感も高まっている。馬英九前総統は「台湾が第ニの香港になることはまったく望んでいません」などと話した。馬氏は習近平国家主席との会談を行うなど関係強化を進めてきた。その一方蔡英文政権を強く批判し対中関係が総統選の第一の争点と主張し関係改善が台湾の利益になると訴えた。民進党からは頼清徳氏が立候補した。一方国民党と民主党などとの一本化の交渉は今日もまとまらなかった。あす新リーダー候補の顔ぶれが決定する。