黒潮の流れが大きく湾曲することで、漁場の位置や魚の種類が変化するなどの影響を与える黒潮大蛇行と呼ばれる現象について気象庁はことし4月に終息したとみられると発表した。期間は7年9か月と、1965年の統計開始以来、最も長くなった。今後の見通しについて気象庁は「2か月程度は大蛇行が発生しない見込みだとしているが、黒潮が運ぶ海水量は少ない状態が続いていて、引き続き流れは不安定になりやすい」としている。
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