- 出演者
- 石原良純 小泉孝太郎 渡辺瑠海 浮所飛貴(ACEes)
2017年に世界文化遺産に登録された「宗像大社」は辺津宮・中津宮・沖津宮の三つからなる三社一体の神社。「沖ノ島」は島そのものがご神体で神職以外立ち入り禁止。一木一草一石たりとも持ち出してはならないなど固く厳しい掟に守られた神宿る島。今夜はその「沖ノ島」に禁断の潜入。
沖ノ島への取材交渉を始めたのは昨年の秋から。5カ月間入念な準備を重ね沖ノ島を目指す。しかし冬の玄界灘は荒れやすく波の高さが2mを超えると沖ノ島への船は出すことができない。地元では神に呼ばれた人しか行くことができないと言い伝えられている。今回、沖ノ島の上陸許可が下りた理由は良純のおかげ。宗像国際環境会議で良純は過去に2回講演を行っている。
宗像大社は古事記などにも載る歴史ある神社。辺津宮本殿は戦国時代の最中に再建された。宗像大社は天照大神の娘・宗像三女神を祀っており三宮から成り立つ神社。辺津宮には末女神・市杵島姫神が祀られている。高宮祭場は岩と木でできた屋外の祭場で古代の自然崇拝を今に伝える貴重な場所。神宝館は古墳時代の金製指輪など沖ノ島の歴史的な宝物を収蔵している。
沖ノ島に眠る宝物はこれまでおよそ8万点が出土したがそれでも全体の3割程度といわれる。沖ノ島信仰の歴史は1500年以上前から続く。大和朝廷が国家の安寧を願うため各国との交易によって手に入れた一級品の宝物が捧げられていたと言われている。神職以外の立ち入りを禁じる沖ノ島には数々の厳しい掟がある。上陸前に海で禊を行う、一木一草一石たりとも持ち出してはならない、島で見聞きしたことを口外してはならないなど古くから伝わる厳しい掟のおかげで宝物や貴重な自然が守られてきた。宝物は巨岩の上や隙間にお供えされている。
沖ノ島は約10日交代で神職が1人で常駐している。神職は沖津宮で国や地域の安寧を願い、神様へのお供物は米・酒・塩。
一行は海上タクシーで中津宮のある大島へ。中津宮には織姫を祀った織女神社と彦星を祀った牽牛神社がある。大島は七夕伝説発祥の地といわれ鎌倉時代から七夕の神事が行われた。約60段の階段の上から参道越しに広がる玄界灘は冬の朝に光の道ができる。宗像三女神の次女神・湍津姫神を祀る中津宮で参拝した後、普段は中に入ることができない遥拝所へ。
中津宮には天ノ真名井という湧き水がある。天照大神が長い剣を3つに割り天ノ真名井の水と一緒に口に含んで噛み砕き吹き出したことで三女神が生まれたと言われている。
沖津宮遥拝所は約49km先の沖ノ島を拝むための場所。神職以外は立ち入り禁止の沖ノ島をここから遥か遠く離れた海原に拝みお祈りしてきた。春・秋の大祭と正月のみ正面扉が開くが今回特別に中で参拝させてもらった。天候条件が揃えば沖ノ島を拝める。沖ノ島へ行く船は波風が強いと出航できない。特に冬のこの時期は玄界灘の波は高く出航まで何日も待つことがあるという。
沖ノ島上陸の条件は波の高さが2m以内。昨日までの北風が一転、無事に出航することができた。蜃気楼の一種で気温が海より冷たくなり光が屈折して島や建物が浮いて見える浮島現象を見ることができた。天然の鳥居と呼ぶ岩礁を抜けてついに神宿る島・沖ノ島に上陸。千年以上続く掟、極寒の海で身を清める禊をしなければ島内には入れない。
神域の最深部・沖津宮を目指す。沖ノ島には島で見聞き体験したことを無闇に人に~語ってはいけないという不言様という掟がある。一号遺跡は露天祭祀が行われていた遺跡で8~9世紀の土器などが出土した。
オープニング映像。
収納アドバイザー・木村充子さんの幸福時間はカホンの演奏。カホンはペルーで生まれた木製の打楽器でスペイン語で箱を意味する。楽譜はなく即興でリズムを感じながら叩く。3年前に合唱団で活動していた時に一緒になったカホン奏者に興味を持ち習い始めた。小学校から中学生までピアノを習ったが楽譜に忠実に演奏するのは苦手だった。カホンの自由に演奏できる点が自分に合っている。
私の幸福時間の番組宣伝。
沖ノ島で学術調査が行われたのは昭和29年。3回にわたる調査によって巨岩があるエリアを中心に23の祭祀遺跡から約8万点の宝物が発見された。今回、スタッフが一号遺跡で埋まっている土器を発見した。
カメラが捉えた埋まっている土器の映像を紹介。
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