山口県に住む外国人が増加傾向にあることを受け、下関地方気象台は災害時に命を守る知識を身につけてもらおうと、長門市で防災教室を開いた。防災教室には、長門市内に住む外国人、およそ40人が参加した。教室ではまず、地震の少ない国の人でもわかりやすいように、水槽を使って津波の様子を再現したり、砂を入れた容器にミニチュアの家を置いて揺らし、液状化現象を再現したりして、大地震の際に起きる被害について説明した。続いて、気象庁が発表する警戒レベルの色や数字の意味を紹介し、気象庁のホームページには多言語で情報を表示する機能があることなどを説明した。