水俣病をめぐっては2009年に法律で定められた国による水俣湾周辺などの住民の健康調査が未だ実施されていないがことし5月に環境相と患者団体などとの懇談の場でマイクの音を切られた問題をきっかけに環境省は国が開発した脳磁計などを使った調査を2年以内に開始すると表明した。きょう開かれた専門家による初会合では水銀の影響あり・なしの地域の比較を行う方針などを説明した。また調査方法については国の手法以外にも幅広く検討のうえ必要があれば当事者へのヒアリングも検討するとしている。
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