水戸市は地域の文化財を守っていこうと、市の地域文化財を認定する事業を行っていて、「水戸の座敷舞」が新たに認定された。「水戸の座敷舞」は三味線に合わせて舞・唄を披露するお座敷文化。 芸妓は昭和2年には272人いたのが、現在は80代の女性1人となっている。水戸の座敷舞を学んでいる安原さんは「文化として堂々と披露して後継者を増やし、美しい芸能の技術を後世に残していきたい」などと話している。このほか県内にもゆかりがある鎌倉時代の僧「新鸞」が田植えの歌を伝えたという飯富地区の旧跡も地域文化財に認定された。