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「水産庁」 のテレビ露出情報

いまスルメイカの不漁が続いていて、漁業関係者などからは、危機感を訴える声も出ている。水産庁による対策会議が開かれた。郵便ポストがイカ。マンホールにもイカ。イカのまちとして知られる北海道函館市は、スルメイカの水揚げが盛んで、それを目当てに訪れる観光客も。しかし近年、様子が変わっている。函館市の観光資源の1つがイカの釣堀。記録的な不漁の影響で、最近は休みにせざるをえない日が増えている。飲食店にも大きな影響。店の看板メニュー、活イカの刺身。価格は1杯3380円。記録的な不漁で仕入れ価格が上がり、以前の3倍以上で提供せざるをえないという。店を経営・室田秀文社長は「“わざわざ函館でこの値段か”と自分でも思う。申し訳ない」と語った。かつて函館では、水揚げ量の半数以上をスルメイカが占めていた。朝どれの新鮮なイカは早朝、住宅街にも届けられ市民に親しまれてきた。しかし昨シーズンはピーク時の僅か3.5%と激減。函館市農林水産部卸売り市場担当・佐々木光明さんは「商売への影響は計り知れない。大衆魚だったイカが高級魚になっている」と語った。
漁獲量の減少は全国規模で起きている。日本の漁獲量は、2000年までの間はおおむね30万トン前後で推移。しかし2016年から急激に減少。去年は速報値でピーク時の3%の水準に落ち込んでいる。専門家は「親イカの不足や海洋環境の変化など、さまざまな要因がある」と指摘。水産研究教育機構・宮原寿恵主任研究員は「とり過ぎないのが大事。増えるのに必要な親魚の量を残しておく」と語った。
地域で受け継がれてきた食文化の担い手も対応を迫られている。北海道函館市でイカの塩辛を製造販売する会社。イカ加工会社・三好秀宗専務取締役は「年々更新するような形で原料(イカ)がとれなくなってきているのも現実」と語った。全国的な不漁で仕入れ価格が上がる中、今月5日から塩辛製品の販売価格の値上げに踏み切った。三好専務取締役は「細々とでも製造、販売していければいい」と語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月17日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
日本で最も漁獲量が多いスルメイカは不漁が続いており、ピーク時の3%ほどにまで減っている。イカ料理が名物の都内の飲食店では例年、夏に多いスルメイカの入荷がことしは少なく、刺身はアオリイカを使うことが多かったという。さらに、イカリングに使う冷凍のスルメイカの仕入れ値も、およそ2倍になった。
日本海や太平洋に生息するスルメイカは、日本で最も漁獲量が多いイカ。19[…続きを読む]

2024年10月16日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
水産庁はきょう、今後の資源管理について話し合う会議を開いた。全国のイカの漁業者や自治体職員が出席。漁業者の代表からは「漁獲がほぼない状況に危機感を抱いている」として、有効な取り組みを求める意見が出た。水産庁の担当者は、小型のスルメイカの漁獲を1トン控えた場合、半年後には3倍以上の重さに成長するという試算を報告。その一方で、小型だけを水揚げしないことは難しいと[…続きを読む]

2024年10月16日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
日本で最も漁獲量が多いスルメイカは不漁が続いており、ピーク時の3%ほどにまで減っている。イカ料理が名物の都内の飲食店では例年、夏に多いスルメイカの入荷がことしは少なく、刺身はアオリイカを使うことが多かったという。さらに、イカリングに使う冷凍のスルメイカの仕入れ値も、およそ2倍になった。
日本海や太平洋に生息するスルメイカは、日本で最も漁獲量が多いイカ。19[…続きを読む]

2024年10月16日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
スルメイカは日本で最も取れるイカということで長く日本人に親しまれてきたが、今、不漁が続いている。2000年ごろまではおおむね30万トン前後で推移していたが、2001年以降、減少傾向が続き、2016年からは急激に減少。去年の漁獲量は速報値でおよそ2万トンにまで落ち込んだ。専門家は理由として2015年から2年連続で東シナ海の海水温が極端に低くなったことや東シナ海[…続きを読む]

2024年10月16日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
きょう水産庁が開いた会議には全国のイカの漁業者や自治体の職員が出席し、不漁の原因や今後の資源管理をどうしていくか話し合っている。日本海や太平洋に生息するスルメイカは日本で最も漁獲されているイカだが、水産庁によると海洋環境の変化などにより2016年以降、漁獲量は大きく減少している。午前の会議では、スルメイカの資源評価を行う国の研究機関の担当者が資源の将来予測を[…続きを読む]

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