水産研究・教育機構は、今年の夏以降漁場に来るスルメイカの見通しについて、日本海側と太平洋側に分けて公表した。日本海側では8~12月までの期間、北海道から長崎県の海域全体で1975年以降で最低となる見通し。一方、太平洋側では8~9月の間、北海道東部や青森県から茨城県にかけての海域では去年を上回るも低い水準に留まる見通し。スルメイカはここ数年深刻な不漁で、去年の漁獲量はピーク時の33分の1の水準に落ち込んだ。研究機関では海水温の上昇や海流の変化などが考えられるとしている。
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URL: http://www.fra.affrc.go.jp/
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