東京・江東区の東京ビッグサイトで開催される日本最大級の二輪車の祭典、東京モーターサイクルショーは、約180社が出展。電動バイクのコーナーには重さ約10kgのバッテリーで80km走行できるバイクがあった。会場でひと際異彩を放っていたのが、水素を燃焼させて走るHySE-X1。今年1月にダカールラリー2024で完走した。HySEの小松賢二理事長は、水素を扱うということで課題がある、その課題をより厳しい環境で早く抽出する、目的としては課題を過酷な環境でいかに早く抽出するか、等と話していた。水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合、通称HySEは、ヤマハ ホンダ スズキ カワサキモータースやトヨタ自動車なども参加している。HySEダカールプロジェクトの中西啓太リーダーは、砂漠を走っている時に駆動系のトラブルで動けなくなる、砂漠の中に12時間以上ずっとただひたすら待っている状態が一番今回のレースだと厳しかった等と話していた。