攻撃をうけて基地が使用不能となったことを想定し、離島の民間空港に自衛隊の戦闘機が姿を現した。水陸機動団による離島奪還訓練が続いている。馬毛島には1兆円近い予算が注ぎ込まれ、4年後には島全体が巨大な基地に変身する。長崎・佐世保市では水陸機動団や在日アメリカ軍が街を行進した。空母加賀はハワイ沖の水深5400メートルに乗組員と沈んだままとなっている。先月18日に国はアメリカとの間で、トマホーク400発をおよそ1700億円で購入することを決めた。岸田政権が押し進める反撃能力の強化は、いま際限のない軍拡競争の様相を呈している。