2024年2月3日放送 17:30 - 18:50 TBS

報道特集
能登地震1か月 浮かぶ復興への課題◇“空母”保有 安全保障の最前線

出演者
膳場貴子 村瀬健介 日下部正樹 渡部峻 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

きょうの特集は

きょうの特集は、発生から1か月の能登半島地震。生活のあしかせになっている水の問題び迫る。日本は中国を念頭に事実上の空母保有に踏み切った。

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令和6年能登半島地震
(ニュース)
クラウドファンディングで広がる支援

被災地に対するクラウドファンディングを使った支援の輪が広がりつつあるという。七尾市で100年近くになる醤油店を営んでいるという鳥居さん。地元産の大豆を使った商品を製造していたが今回の地震で建物は半壊、醪を保存する蔵も被害に遭っていた。ただ醪自体は生きており、鳥居さんはお店の再建を決意。地域からも立て直しを期待する声が有りクラウドファンディングを開始、6日間で1200万円以上が集まった。また同様に珠洲市の温泉施設「宝湯」は今回の地震を受け施設の一部が倒壊、しかし瓦礫の下から源泉が発見された事もあって再建を決意。クラウドファンディングで支援を呼びかけた。施設では入浴中に被災し亡くなった人も出たが、経営者の橋元さんはそれでも憩いの場を作るために施設の再建を目指すという。

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「ウクライナ軍トップを解任」

ワシントン・ポストはウクライナ政府がホワイトハウスに対しウクライナ軍のトップであるザルジニー総司令官の解任が決定したことを伝達したと報じた。ザルジニー総司令はCNNへの寄稿でロシアとの銭湯の展望を語っていた。また最近はゼレンスキー氏と意見の食い違いの指摘をしていた。一方で国民人気は高く解任なら混乱も起きる予想される。

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都内初 ドローンで雑踏警備

浅草寺で「節分会」が開催され、多くの観光客が訪れた。節分会は都内で初めてドローンによる上空からの警備を実施。ドローンのカメラ映像で人の流れや密集の様子を分析することが可能にしており、今年4月にはドローンを専門とする小型無人機係を警備部に新たに設置予定。

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(スポーツニュース)
葛西紀明 51歳で大逆転V

「第35回 TVh杯ジャンプ大会」が開催され葛西紀明選手は1回目のジャンプで125mを飛び4位、2階目のジャンプで130.5mを飛び逆転勝利し2季ぶりの優勝を決めた。

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札幌市(北海道)第35回 TVh杯ジャンプ大会葛西紀明
(天気予報)
天気予報

気象情報を伝えた。

(特集)
能登半島地震から1か月 いまだ続く断水 過酷な生活の実態

能登半島地震から1か月が経った。輪島市では103人が死亡、安否不明者が11人となっている。輪島市から離れた場所に孤立集落があり復旧作業が進められているががけ崩れは手つかずのままになっており、険しい山道を徒歩で向かわないとたどり着けない。孤立集落となっている西保地区では一時800人以上が孤立し多くの住民は2次避難が行われているが中には故郷に残る人も存在する。小脇さん夫婦さんは西保地区に残る。一番困っていることについて聞くと車で出れんのがと話す。倉庫には米などの食べ物の備蓄は十分にあり水は山から水を引いて確保している。暖房はストーブで自衛隊から届けられた灯油を節約して使っているという。西保地区から避難した谷内さんは夫婦は加賀市のホテルに2次避難している。地震から1か月ふるさとの未来に希望は持てないという。

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震災1か月 なぜ断水が長期化

なで断水が続いているのか室崎益輝さんは「水道管の修理が追いつかない。至るところで壊れている」などと話した。現在は海から水を汲む案も検討しているという。警察や自衛隊などの活動の妨げになるとして当初、ボランティアを制限したことは復旧の遅れに繋がった。室崎益輝さんはボランティアは被災者の精神的な支えになると指摘した。

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陸上自衛隊
令和6年能登半島地震災害義援金

「令和6年能登半島地震災害義援金」のお知らせ。

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JNN・JRN共同災害募金三井住友銀行 赤坂支店令和6年能登半島地震
加速する防衛力強化 “事実上の空母”保有と反撃能力

水陸機動団の離島奪還訓練が実施された。海軍の街として発展してきた広島・呉市。120年前に建築された呉鎮守府は海上自衛隊 呉地方総監部としてそのまま使われている。建物内部には真珠湾攻撃を指揮した司令官たちの名前も並ぶ。防衛省は、かがといずもの2隻を事実上の空母として配備している。空母に離着艦できるパイロットの養成にはかなりの時間が必要だという。元防衛省情報分析官・伊藤氏は、本格的な空母として運用するにはパイロットの養成が大きな課題だと指摘する。空母は専守防衛を逸脱するもので、憲法違反だと国会で議論になったこともあった。

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“事実上の空母”保有の背景は

空母保有の背景には“爆買い”と揶揄された、戦闘機を運用する意図もあったのではないかと囁かれている。成蹊大学・遠藤教授は空母は移動する基地であり、確実に専守防衛を崩すと強い危機感を訴える。当初から反対の立場だった、元海自トップの古庄氏は「空母の時代じゃない」などと指摘する。

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最強の盾 イージスを独占取材

2017年、北朝鮮との軍事的な緊張が高まる中、米航空母艦・カールビンソンは半径300キロメートルの制海権を掌握しながら航行する。日本が保有するイージス艦は8隻で、空母の本格的な運用のために増強する計画もある。初代イージス艦艦長の本多氏はイージス艦の能力の高さには驚かされたという。イージス艦は1隻、およそ1500億円。年間維持費は100億円を超える。迎撃ミサイルSM3は1発50億円ともいわれ、メンテナンスを含めすべてアメリカに依存している。イージス艦きりしまの艦長・石寺氏は「いつでも撃破できるように毎日訓練している」と話す。

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加速する日本の防衛力強化

攻撃をうけて基地が使用不能となったことを想定し、離島の民間空港に自衛隊の戦闘機が姿を現した。水陸機動団による離島奪還訓練が続いている。馬毛島には1兆円近い予算が注ぎ込まれ、4年後には島全体が巨大な基地に変身する。長崎・佐世保市では水陸機動団や在日アメリカ軍が街を行進した。空母加賀はハワイ沖の水深5400メートルに乗組員と沈んだままとなっている。先月18日に国はアメリカとの間で、トマホーク400発をおよそ1700億円で購入することを決めた。岸田政権が押し進める反撃能力の強化は、いま際限のない軍拡競争の様相を呈している。

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過去最大の防衛費 進むアメリカ依存

取材した巡田記者は「イージスシステムはアメリカしか手を付けられない。兵器によってアメリカが世界を支配する今までの構図は武器で抑えていく。岸田総理が訪米するが安全保障でなにか突きつけられてくるのではないか、という危機感がある」となどとコメント。

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(スポーツニュース)
18歳の新星が“国際大会”初優勝

フィギュアスケート・四大陸選手権で18歳の新星、千葉百音が初優勝。

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上海(中国)千葉百音四大陸フィギュアスケート選手権
プロ野球毎年恒例 鬼退治

プロ野球キャンプでは恒例の豆まきが行われた。巨人は阿部慎之助監督が笑顔で鬼退治。ヤクルトはつば九郎が鬼役を務め、エスパーダとヤフーレが豆まきを初体験した。

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つば九郎ホセ・エスパーダホセ・オスナミゲル・ヤフーレ宮崎県東京ヤクルトスワローズ浦添(沖縄)節分読売巨人軍阿部慎之助
藤浪晋太郎 メッツと契約合意

オリオールズからFAとなっていた藤浪晋太郎がメッツと契約合意。メジャー公式サイトによると1年契約で年俸約5億円プラス出来高。中継ぎで起用されれば、千賀滉大との日本人リレーが実現する可能性もある。

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ニューヨーク・メッツ千賀滉大藤浪晋太郎
(エンディング)
報道特集

「報道特集」の次回予告。来週の特集は…なぜ撤去?群馬「朝鮮人追悼碑」。

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