水陸機動団の離島奪還訓練が実施された。海軍の街として発展してきた広島・呉市。120年前に建築された呉鎮守府は海上自衛隊 呉地方総監部としてそのまま使われている。建物内部には真珠湾攻撃を指揮した司令官たちの名前も並ぶ。防衛省は、かがといずもの2隻を事実上の空母として配備している。空母に離着艦できるパイロットの養成にはかなりの時間が必要だという。元防衛省情報分析官・伊藤氏は、本格的な空母として運用するにはパイロットの養成が大きな課題だと指摘する。空母は専守防衛を逸脱するもので、憲法違反だと国会で議論になったこともあった。