能登半島地震から1か月が経った。輪島市では103人が死亡、安否不明者が11人となっている。輪島市から離れた場所に孤立集落があり復旧作業が進められているががけ崩れは手つかずのままになっており、険しい山道を徒歩で向かわないとたどり着けない。孤立集落となっている西保地区では一時800人以上が孤立し多くの住民は2次避難が行われているが中には故郷に残る人も存在する。小脇さん夫婦さんは西保地区に残る。一番困っていることについて聞くと車で出れんのがと話す。倉庫には米などの食べ物の備蓄は十分にあり水は山から水を引いて確保している。暖房はストーブで自衛隊から届けられた灯油を節約して使っているという。西保地区から避難した谷内さんは夫婦は加賀市のホテルに2次避難している。地震から1か月ふるさとの未来に希望は持てないという。