2017年、北朝鮮との軍事的な緊張が高まる中、米航空母艦・カールビンソンは半径300キロメートルの制海権を掌握しながら航行する。日本が保有するイージス艦は8隻で、空母の本格的な運用のために増強する計画もある。初代イージス艦艦長の本多氏はイージス艦の能力の高さには驚かされたという。イージス艦は1隻、およそ1500億円。年間維持費は100億円を超える。迎撃ミサイルSM3は1発50億円ともいわれ、メンテナンスを含めすべてアメリカに依存している。イージス艦きりしまの艦長・石寺氏は「いつでも撃破できるように毎日訓練している」と話す。