12日にフジテレビの番組に出演し江戸城天守閣の再建論について言及した菅前総理。再建には国民の大きな支持が必要とした上で、東京観光の目玉として活用しないのはもったいないと主張した。江戸城は1457年に太田道灌が築城。しかし1657年におこった明暦の大火により江戸の街の大半を焼き尽くし天守閣も焼失した。その後再建の動きはあったが実現はされていない。現在の江戸城は石積みの天守台が残るのみだが、CGでは再現されており天守閣だけで高さ44.8mとなる。天守閣の再建を目指すNPO法人は、菅前総理の発言について“江戸城天守の話しが広がることが力になる”などとコメントしている。天守閣再建について街の人からは前向きな意見がある一方で、今は必要ないという厳しい意見もあった。江戸城天守を再建する会の島田理事長も再建には国民の合意が必要だと話している。