東日本大震災から間もなく14年。都内では住民の防災意識を高めてもらおうと民間の企業や消防団が自助をテーマにした調査イベントを開催した。東京・江戸川区では一帯は満潮時の海面の高さよりも陸地の方が低い海抜0m地帯が7割を占めていて浸水などのリスクが極めて高くなっている。「GENSAIめいろ」はARゴーグルを装着し現実に近い感覚で火災現場からの避難をシミュレーションする。迷路を進むと正しい避難行動についてのクイズが出題され迷路を楽しみながら学ぶことができる。また、東日本大震災の揺れを体験できる装置には長い列ができていた。さらに地元の小学校(清新ふたば小学校)では今回、浸水する前に早めに避難行動を取ることの大切さなどを調べて発表。保護者にも学んでもらうことで備えを進める家庭が増えたそう。児童自ら考案した防災グッズも展示。自助公助の精神を学んでいた。