地方・中小の店舗に備蓄米が十分に行き渡っていない状況があるなか、政府は流通改善策を公表した。その柱となるのが備蓄米の買い戻し期限の延長。「5年以内」に延長することで入札参加のハードルを下げ流通経路を広げようとのこと。業者の不安を和らげ、さきざきの品薄への警戒感を緩和し価格安定につなげる狙いもある。また流通先が決まっている集荷業者に優先的に売り渡す枠を設けるとのこと。店頭に並ぶまでの期間短縮につなげるのが狙い。今回の流通改善策について専門家は「価格の下落という観点ではプラスに働くと思う」などとした。