初荷式には地元のJAや生産農家、県や市町村の関係者など、約100人が出席した。農家を代表し今帰仁村で花きを生産している親川慎吾さんが「生産した農作物が高値で販売でき今後も消費者に求められる産地として安心・安全な農産物づくりに努めていく」とあいさつした。JAおきなわによると、去年11月の北部地域の記録的な大雨ではカボチャなどに被害が出たが、農家が復旧に向けて取り組んでいる。また、野菜や果実のことしの出荷目標は例年並みの約2000トンだという。式では地元の保育園児が太鼓の演舞で初荷を祝ったあと、ゴーヤーやインゲン、スイカ、花きなどを積んだトラックが拍手で見送られ、県内外の市場に向けて出発した。