相次ぐ退職者や残業時間の規制などを理由に大幅な減便を敢行した横浜市営バス。横浜市交通局浅間町営業所、運転手のシフトを組む担当者は常に運転手不足に悩まされていた。残業や休日出勤を依頼することでかろうじて運転手不足を補っている。先月には夏季休暇買い取りの奇策も話題に。これ以上の運転手の退職を防ぐため給与の6.65%底上げや住宅手当の増額など待遇改善も実施。この日行われたのは実地教習。ハンドルを握るのは田中暁弘さん。大谷地利幸さんが指導。ことし1月に横浜市交通局に就職した田中さん。大型二種免許の取得費用約50万円は横浜市交通局が負担。2月に免許を取得し運転手の資格を得た。年齢制限の緩和や女性枠の新設など新たな取り組みも行っている。