キングスは2007年に誕生し、当時は沖縄出身者を中心編成されていた。bjリーグに参加すると2年目で初優勝し、2013年に入団した岸本も新人賞を獲得した。2016年にBリーグが発足するとキングスは苦戦を強いられ、9年ぶりのシーズン負け越しとなった。そこでチームは沖縄出身者にこだわらず、全国から選手を集めた。力をつけていったキングスは、2023年に初めて日本一になった。栃木出身で中学生の時に沖縄に移住した佐取龍之介選手は、高校生でキングスのユースチームに入ってキャプテンを務めた。岸本のような選手になりたいと願うようになった。