政倫審のポイントについて国会から中継。安倍派幹部の口から踏み込んだ説明が行われるのか注目されたが肝心の場面で「知らない」「承知していない」という言葉が10回異常繰り返される場面も会った。焦点の一つはおととし4月に安倍元首相の指示でキックバックをやめる方針決定後、いつ誰の指示で方針を撤回したか。おととし8月まで事務総長を務めた西村前経産相は安倍元首相の死後、当時の幹部で集まり撤回について協議したものの結論は出ず、その後は「閣内にいた」などとして核心に触れなかった。西村前経産相は「キックバックをしない方針を徹底すればよかった」と後悔を滲ませたが閣僚経験者の一人は「当事者としての責任が全く感じられない」と厳しい見方を示している。午後には西村氏の後に事務総長を務めた高木前国対委員長が出席する。来年度予算をめぐっても激しい攻防が行われている。立憲民主党は予算委員長の解任決議案を提出し委員会がストップしている。