保護司とは、犯罪や非行をした人の立ち直り支援・民間のボランティアで無報酬。なり手不足は深刻で、今年5月には保護司が殺人される事件が起きるなど危険もある。法務省は保護司制度を見直すため有識者会議を行っており、その最終報告書案が先月29日にまとまった。焦点の1つだった保護司の報酬制の導入について有識者は「ボランティア精神が失われる」として見送りとなった。橋本は「改革案がほぼ見送られている。経験上、各省庁がメンバーを集めて、自分たちの考えに沿うようなこの有識者会議を作ることをよくやる。政治家が有識者会議のメンバーをチェックすべき」などとコメントした。