2002年の箱根駅伝、法政大の徳本一善はまさかのリタイア。その時現場にいた羽鳥は声をかけることが出来なかった。あれから21年、徳本にあのときの思いを聞いた。徳本は現在、駿河台大の駅伝監督をしている。当時の映像を見て徳本は「1週間前くらいから痛くて、我慢してやってた。自分が走ったほうがチームに貢献できるっていう驕りがあった部分があった。痛くなっても1時間我慢すればいい。切れる止まるとか最悪の状況を考えていなかった。僕の判断ミス」などと話した。自分が監督になって何度も止めに入った成田監督の判断について徳本は「監督しては止めないといけない場面なんだって理解はできる、選手としてって考えると、あそこで選手生命終わってでもいいから、渡したかった思いはある。自分の前で起きたら、止めるけど手は震える」などと話した。立ち直ったきっかけは、父親からラスベガスに行くぞと言われ100万使ったことだった。