注目が集まっているのが浮体式と呼ばれる洋上風力発電。長崎・五島市沖では、国内で唯一、浮体式の洋上風力発電が行われている。風車を紹介。約1800世帯分の電力を賄える。洋上風力発電には、着床式と浮体式がある。違いは土台の部分。着床式は海底に固定されているが、浮体式は浮かんでいる状態。遠浅の海が少ない日本に適していると注目されている浮体式。政府も促進区域に指定し、新たに2基が設置された。課題もある。建設や運営のコストが多くかかるほか、低コストで大量生産できる技術の確立も求められる。改良や検証を重ねながら、さらに6基建設し、再来年1月の本格運転を目指している。風力発電を運営・建設会社・牛上敬部長は「ポテンシャル高井日本の海域で洋上風力が普及すべく、われわれの技術が貢献できれば」と語った。