東京・浅草橋にある老舗の帽子製造会社ががん患者に寄り添う帽子を製造している。発案者は会社の4代目社長の佐藤麻季子さんで、会社の経営危機をきっかけに去年発案したそう。会社の売上が半分になり廃業が頭をよぎったときに以前から考えていたファッショナブルながん患者用の帽子を作ろうと考えたそう。準備をはじめた矢先に自身もがんになった佐藤さんはがん患者の帽子を作ることが自分の運命だと感じたそう。帽子はデザインや軽さなどにこだわって作ったそうで、佐藤さんは帽子を通して気持ちの面で生活に寄り添いたいなどと話した。帽子は今月から販売が始められ、平均でひとつ1万円程度とのこと。