1876年創業「桐生堂」は数十本の絹糸の束を組み上げた伝統工芸品・組紐を販売。奈良時代に中国から伝来し日本独自に進化したといわれている。羽織紐、刀の下緒などに使われる。組紐作りは糸の束を規則的に組みすき間をヘラで詰めていく作業を繰り返す。1.5mの組紐を作るのに約2時間かかるという。宮川一朗太は組紐作りを体験した。
組紐をつける刀の需要が激減し初代は江戸に赴き呉服店へ組紐を卸すことで廃業を免れた。現在は落語家や外国人観光客などに購入されることが多いという。店が愛され続けてきた理由は「伝統にとらわれすぎない組紐作り」。
組紐をつける刀の需要が激減し初代は江戸に赴き呉服店へ組紐を卸すことで廃業を免れた。現在は落語家や外国人観光客などに購入されることが多いという。店が愛され続けてきた理由は「伝統にとらわれすぎない組紐作り」。