今年から義務化されたのは職場での熱中症対策。厚生労働省によると去年の職場での熱中症による死傷者は統計開始以降最多の1257人。死者数は3年連続で30人以上で災害とも言える数字に。そのために対策が義務化され、気温が31度以上、湿度から算出する暑さ指数が28以上の環境下で連続1時間以上、1日4時間超える作業が対象。対策を怠った場合は罰則が課されることも。今日実際に対策をしているという建設現場では現場が涼しく感じるように常時ミストを出し、扇風機を設置。休憩室にはかき氷が食べられる。深部体温をはかる時計を身に着けて自覚症状のない熱中症にも気をつけている。観光名所の浅草でも事務所では冷たい飲み物を十分に用意している他にも、服装でも対策。また万が一車夫が熱中症になった場合にもすぐに対応できるよう救護の体制も整えている。東京は明日以降も真夏日に迫る暑さが続く。