猛暑の影響で7月と8月の東京の1世帯あたりの支出が月当たり3512円増加する見込みであることが分かった。帝国データバンクの試算によると東京の家計、消費支出は約772億円の増加。中でも食料品への影響が大きく、全体で約192億円増えるという。特にお茶、炭酸飲料、アイスクリームなどが伸びている。家具・家事用品では冷房器具への支出で112億円のアップ。一方で台所でのガスの使用が抑えられたことによりガス代が大きく減少したほか、猛暑で外出機会が減り被服への支出が減少した。9月以降も気温は高めで推移する見通しだとして購買行動に変化が出る可能性があると指摘している。
