東京・台東区の浅草 GYUUNA やどきでは、山梨産のうなぎを秘伝のタレにくぐらせてさらに焼けば、年に一度は食べたくなるうな重。この店が使うのは青鰻。秋山良仁店主は、お客さんに喜んでもらいたいと思って3000円にした、ものすごく豊漁だったので今までより70%位安く仕入れられたと話す。ここ数年は価格が高騰していたシラスウナギが今年は豊漁。取引価格も去年のほぼ半値となった。やどきは自社で養殖しているため秋以降の価格下落も見込んで安く提供することにしたという。埼玉・越谷市のスーパーマルサン越谷花田店では、蒲焼の価格が去年より1割ほど安くなっているという。八木栄樹店長は、シラスウナギが今年は多く獲れた、この後相場が安くなることが予想されると話した。鹿児島県産ウナギは今年は税込み1491円。ただ、それに水を指すような動きが国際取引の規制強化案。EUはニホンウナギなどが絶滅の恐れがあるとしてワシントン条約の規制対象にするよう提案。規制対象となるかは今年11月からの国際会議で議論される予定。
住所: 東京都台東区浅草1-23-9