北海道浜頓別町の僧侶・加藤熙章さんは、実家の寺で副住職をしている。加藤さんは僧侶の他にシンガーソングライターの一面があり、大学時代から曲を作って歌っているという。今では作った曲のMVをYouTubeに投稿しており、MVは全て浜頓別で撮影を行っているという。加藤さんは「地元に人がいなくなってしまうのは寂しい。地元を盛り上げたい」などと話し、今年8月には盆踊りイベントを開催してそこで歌を披露した。去年リリースした「遺言」では、「いつ人はその人生を終えるか分からないので毎日が遺言だと感じた」という思いを曲にしたという。加藤さんは「時代を超える作品を残していきたい」などと思いを語った。今後はアルバムの作成を目標にしており、MVは浜頓別町以外の地域でも撮影して、北海道北部を盛り上げたいなどと語った。