べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第25回の振り返り。衣装デザインを担当する伊藤佐智子さんは、江戸時代中期の町人文化が絶好調だった空気感を着物の柄で表現した。男は上昇志向が強いので勝ち虫と呼ばれるトンボの柄で前に進む象徴を表現、コマの柄は中心のある生き方やお金周りが良いなどを表現している。伊藤さんは、次郎兵衛はお気楽な江戸のボンボン、昔読んだ浮浪雲というマンガみたいな感じと話した。また解体新書など先進的な本を出版した須原屋市兵衛の衣装では、羽織の紐を金属のチェーンにした、西洋にも通なところがあると語った。ありがた山のコンサートが東京と神戸で開催される。コンサートでは、音楽担当のジョン・グラムさんが手掛けた音楽を総勢70名のフルオーケストラによる生演奏で映像とともに全15曲が披露される。また出演者によるトークショーもある。