NY証券取引所の大和証券キャピタルマーケッツアメリカ・矢澤さんと中継。きょう発表された生産者物価指数は概ね市場予想に沿った内容で、10日の消費者物価指数の上振れによる利下げ期待の後退を巻き戻すにはいたらなかった。しかし、アナリストが目標株価を引きあげたエヌビディアなどのAI関連株に物色が集まったほか、アップルの株価が上昇し、ナスダックの反発に寄与した。矢澤さんは「FRBのパウエル議長は以前1月のインフレ指標は季節性要因が影響した可能性を示唆していたが、3月分のCPIのPPIを見る限りその可能性は下がったとみている」などと話した。