少ない油で揚げ物が作れる揚げ焼き。時短で片付けが楽な上に高騰する油を節約できるとあって人気の調理法。総務省消防庁の実験映像。揚げ焼きをするような少量の油だと約8分で発火するに至る370℃前後に達するそう。油節約のために小さく・浅いフライパンで揚げ焼きをしがち。これも入れる油の量が更に少なくなるので特に注意が必要。防災スペシャリスト・野村功次郎さんは「(鍋やフライパンの)全体の容量の深さ45%くらいで揚げる物が浸かる5~6センチくらい、または油500g」と話した。たっぷりの油で調理することで急激な温度の上昇を防ぎ発火しづらいそう。発火したらどう対処?「油の面から出た火と空気中の酸素を取り込んでる所を遮断するということでフタをする。決して水をかけない」と話した。水をかけると逆効果。濡らしたバスタオルや消火器などでの消火がおすすめ。調理中はその場を離れることなく十分注意が必要。