きょう、岩屋外務大臣は北京を訪れ、李強首相と会談を行っている。会談の中で双方は“友好”という言葉を強調した。中国側としては今回の会談をきっかけに日中関係の改善をさらにすすめたいと話している。正午からは王毅外相と会談へ。日本の外相としては1年8ヶ月ぶりの訪中となる。秋以降、中国側が日本に歩み寄る姿勢が顕著となっている。日本による投資呼び込みや、トランプ政権で米中対立の激化が確実な中で他国との関係を改善しておきたいなどの狙いがある。しかし、日本側が求める日中の課題が山積しており、具体的な成果が求められる。