新一万円札の顔となる渋沢栄一の地元・埼玉県深谷市では盛り上がりを見せていた。また、深谷市役所内に「渋沢栄一政策推進課」を設置し、紙幣に記された番号が「Aと1」=「栄一」になるものを市役所に展示したいと市長が2年前から日銀に熱望。展示スペースを作り連絡を待っている。新一万円札をイメージして「お札パン」を販売しているのは渋沢栄一が91歳で亡くなるまでの30年を過ごした東京・北区にあるパン屋「渋沢逸品館 TSUNAGU marche」。値段はどれも550円、厚さは3つとも本物の札束と同じ1センチほどだという。「新一万円札パン」はさつまいも味、「新五千円札パン」はカスタードクリーム味、「新千円札パン」はクリームチーズとリンゴが入っている。渋沢栄一生誕の地、埼玉県深谷市の隣・熊谷市にある日帰り入浴施設「おふろcafe ハレニワの湯」では、湯船にお札がデザインされたヒノキの入浴木が男女の風呂に合計100枚浮かべられている。速くも始まった診察フィーバーだが、一方で診察に便乗した詐欺に注意が必要だという。
住所: 東京都北区王子本町1-1-6