1970年オープンの名古屋のシンボル的存在だった「星が丘ボウル」。当時は世界第3位の規模で1フロアに100レーンが並んでいた。コロナ禍で客数が減り、最近になって客数が戻るも施設老朽化のため、今日53年の歴史に幕を下ろした。ボウリング場の閉鎖に関しては今年6月に中野サンプラザ閉館に伴い併設していたボウリング場も閉鎖。ボウリング施設数は最盛期だった1972年には3697だったが2021年は673。レジャー白書によると、ボウリング参加人口(1年間で1回以上行った人)は去年データで480万人。これは水泳・キャッチボール・テニス・サッカーを超えている。このこともあってボウリング場は様変わりしている。東京・渋谷区「シブヤボウリング」は最新LEDビジョンでブラックライトレーンに。1973年創業の渋谷区「笹塚ボウル」では豊かな音楽と共にエキサイティングなボウリング体験。DJブースがあって機材・マイクなど充実した音響設備となっている。さらにフード&ドリンクも充実。そのため会場全体をイベントスペースとして活用することも可能。一方で鹿児島・肝付町の婚活イベント「君のハートにストライク」。町で唯一のボウリング場「笠之原ボウリングセンター」で12月24日開催。担当者は「誰でもできるボウリングなら盛り上がるのでは」と話している。出演者は「最近ではバッティングセンターやゲームセンターも減っているというニュースを伝えているが、今あるところをどうやって活用するのか新たな課題になりそうだ」等とコメント。