海外からの観光客が増える中、外国人観光客と現地に住む人で異なる値段をつける「二重価格」を導入する店が出てきている。海外の観光地などではすでに導入されている「二重価格」だが、観光客などからは賛否の声が挙がっている。「二重価格」について、専門家は「二重価格はオーバーツーリズム対策にもなると言われている。また上がった分の価格が従業員の賃金アップにつながる可能性もある」などとしている。今後、「二重価格」は日本でも増えていく可能性があるため、専門家は「ぼったくりと思われる危険性もあるため、定価を上げるのではなく、日本在住者への割引を行う形式にするなど、ルールを工夫することが大切」だとしている。