東京・渋谷区にあるLoftでは3000種類の手帳を取り扱っている。スマホが普及する中、紙の手帳の売り上げは前年度に比べて2割増。ライフログとは日々の体験や気づきを記録すること。旅の思い出や映画の感想、食事の記録など未来の予定よりも日々の記録を付けていくことが手帳の新しい使い方になっている。今年はライフログに特化した手帳が続々登場。自分にぴったりのライフログ手帳が必ず見つかると噂の店が東京・台東区にある。27種類のルーズリーフの中から自分好みの柄やサイズを自由に組み合わせオリジナルの手帳を作れる。ライフログ手帳の上手な使い方を達人に聞いた。手帳評論家・舘神龍彦さんのイチオシはクローゼットにある服を1冊の手帳にまとめたおしゃれ手帳。購入した時期を書いておくことでメンテナンスのタイミングを予測したり同じような服を買うのを予防できる。ライフログ歴11年・石山可奈子さんが使っているのは縦軸に24時間の出来事を書き込めるバーチカルというタイプの手帳。その日、自分がどんな気持ちになっていたのか書き込んでいく。過去の自分を見つめることで今を前向きに生きることができるようになった。