ハロウィーンなどの期間に渋谷駅周辺の路上で飲酒を制限する東京渋谷区の条例について区は期間を通年に拡大する方針を決め、来月の区議会に改正案を提出することになった。渋谷区では10月のハロウィーン期間に渋谷駅周辺で酒が絡むトラブルが相次いでいたことを受け、ハロウィーンや年末年始に限り路上や公園での夜間の飲酒を制限する条例を2019年に制定した。しかし去年の新型コロナの5類移行後、ハロウィーン期間に限らず若者や外国人による路上飲酒が目立つ状況が続いていることから地元商店街などの要望を踏まえ制限する期間を通年に拡大する方針を決めた。路上飲酒を制限する時間帯は午後6時から翌朝午前5時までを軸に検討していて区の警備員によるパトロールを強化し路上飲酒をしないよう指導するという。区は関連する条例の改正案を来月の区議会定例会に提出しことし10月からの施行を目指している。