東京・渋谷区の玉川上水旧水路緑道整備について解説。全長2.6キロ。完成から40年が経過し老朽化が進んでいることから再整備が予定されている。予算は113億円。広場や水遊び場、照明などの案が紹介された。今、物議を醸しているのが今年度予算に計上されているベンチ。全15基分の予算は6240万円。ベンチについて、長谷部健渋谷区長は「販売している汎用品ではないので価格の比較は難しいが、適正な価格設定に努める」としている。また、舗装やベンチに使用される「テラゾ」は1平方メートル当たり17万円、他の素材の10倍となっている。渋谷区は国内の廃棄材を使用し、循環型社会の実現に配慮したいとしている。スタジオでは「子どもの未来を考えると大事なこと、もう少し考えてほしい」「整備費用がどれだけかかるか重要、100年もたない」など意見が出た。