今月31日のハロウィーンを前に多くの人が訪れると見込まれる東京・渋谷区は、酒の販売自粛要請やハチ公像周辺の封鎖といった対策に加え今年は多言語で迷惑行為防止の呼びかけを行っていくと発表した。渋谷駅周辺では毎年ハロウィーンの時期に大勢の若者や外国人などが集まりトラブルが懸念されることから、去年はハロウィーン目的で街に来ないよう異例の呼びかけが行われた。渋谷区の長谷部健区長は、今年は街に来ないよう呼びかけることはせず迷惑ハロウィーン禁止をテーマに、路上での飲酒や喫煙・ポイ捨てなどの防止を英語に加え中国語・韓国語でも呼びかけていくと発表した。またこれまでと同様にハチ公像周辺を前日30日から封鎖するほか、駅周辺での酒類の販売自粛要請や交通規制などを行うという。都内では新宿区もハロウィーンの夜から翌日にかけて歌舞伎町周辺の路上飲酒を制限するほか、周辺店舗での酒類販売自粛への協力を呼びかけることにしている。