リサイクルしにくい食用油などのボトルについて。大手食品メーカーのキユーピーと日清オイリオグループが説明会を開き、ドレッシングや食用油などのプラスチック製のボトルのリサイクルで連携することを明らかにした。こうしたボトルは、両社合わせて年間でおよそ5000トン出荷しているが、油が付着していると可燃ごみとして分別されている自治体も多く、リサイクルの仕組みが確立されていない。今回の連携では、リサイクルの業者のもとで油分が落ちるように洗浄をしたあと、粉砕や加熱などをして素材に戻し、再びボトルとして再生できるかどうかなど技術面での検証を進めるという。