高校生の半数以上が1つのSNSで複数のアカウント“裏アカ”を使い分けていることが分かった。国立青少年教育振興機構はきのう、日本、米国、中国、韓国の4か国における高校生のSNS利用状況の調査結果を発表。1つのSNSで複数のアカウントを使い分けていると答えた日本の高校生は5割を超え、4か国の中で最も高くなった。なぜ複数のアカウントを使い分けているのだろうか。街の高校生からは「仲良くない子には見られたくない」、「自分の趣味に合う人が見つかるので話も合う」、「人格を分けられるというか、その時のテンションに合わせて上げられる」などの声が聞かれた。また「SNSで知り合った人がいる」と答えた人は日本の高校生ではおよそ半数の49.2%と、SNSを入り口としたリアルな出会いがある実態も浮かび上がった。