政府は中央最低賃金審議会で全国平均時給を1000円に引き上げたいとの意向を示した。一方で、既に賃金が上昇傾向にある飲食業界では1日単位の単発で働く「スポットワーカー」に注目が集まっている。スポットワーカーを仲介する「タイミー」などのアプリ登録者はこの半年で急増しており、飲食業界の人手不足解消の切り札として期待されている。また、タクシー会社「ハロー・トーキョー」ではパートタイムのタクシー運転手を採用。配車アプリの注文を専門に行うことで土地勘がなくても運転手として働くことができ、学生や主婦などの人材を新たに確保することに成功している。