ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが日本市場に投入する4車種を発表。ステーションワゴンの「Passat」とSUVの「Tiguan」はフルモデルチェンジで登場。ともに9月から予約を開始する。若者や女性に人気が高い「T−Cross」と、これまでに、世界で3700万台を販売したフォルクスワーゲンの代表車種の「Golf」も一部を改良し、発表した。日本のフォルクスワーゲンのトップは、ここ数年、コロナ禍の部品不足などにより新車の投入ができなかったことなどが販売台数を落とした理由としている。また、唯一価格を公表したT−Crossは329万円から。円安にもかかわらず、前のモデルと比べて10万円以上も値下げしている。2015年に排ガスの不正問題が発覚したことで、フォルクスワーゲンのブランドは失墜したが、今回の発表を機に、反転攻勢を狙う。