ファーストリテイリングは今日、今年8月までの1年間の純利益予想を上方修正。4100億円と過去最高を見込んでいる。トランプ関税の影響についても下半期は在庫で対応できると説明。事業利益への影響は最大3%として限定的とした。柳井正氏は「関税をかけることはアメリカが孤立する元になると思う。関税合戦は周辺国や発展途上国にとって大災害」などと話した。ただファーストリテイリングは中国に加え、高いトランプ関税が課せられる可能性があるベトナムやバングラデシュなどにも生産拠点を持っている。生産体制への影響について柳井氏は「生産地はいくらでも変更できる。将来の売上高目標は確実に行ける」などと話した。