中国の湖南省、歯科医の欧陽霈さんは4,5年前から旧日本兵の軍事郵便を集めている。軍事郵便は日清戦争時に国が規定しており、戦地や駐屯地から無料で手紙を送付可能にしていた。年間約4億通のやりとりが行われていたとされている。実は中国の通販サイトでは日本の軍事郵便が購入できる。家族や知人に近況を知らせる内容などがほとんどだが、サイトでは日本による侵略の証として売られている。記者も1通あたり200円から1万円程度で購入できた。記者が購入した手紙に記された滋賀県、栢口辰三郎さんの孫、隆さんの自宅に訪れた。栢口辰三郎さんは仏像を彫る仏師として実在していた。外部に手紙が流出した可能性について訊くと、祖父が亡くなった1970年以降処分した可能性があるという。処分したが古物商などに流れ、中国の業者に買い取られた可能性がある。
