米どころとして知られる福島県湯川村では、新米のコシヒカリが“ふるさと納税”の返礼品として毎年人気を集めている。しかし、湯河村のホームページには令和6年度「湯河村ふるさと納税 農業支援分」の受付終了の案内が。1万4000円の寄付に対する返礼品は当初、新米のコシヒカリ10kgだったが、調達価格の高騰により寄付額の30%以下という国の基準を超えてしまい休止となった。湯川村では苦肉の策として、これまで寄付を申し込んだ人に返礼品の量を少なくするか寄付額を全額返金するか選択してもらっているという。湯川村・佐野盛至村長は「再発防止に努め信頼回復に全力で取り組んでまいります」などとコメント。