コメの価格高騰で主食用米が増産される中、茨城県の酒造組合では酒造りに適したコメが60%程度しか確保の見通しが立っていないことがわかった。組合では酒造りが続けられなくなるとして県に支援を要請した。創業220年以上、ふだん使いから贈答用まで手がけ毎年11月から酒造りを行っている潮来市にある酒蔵は、ことしは希望するだけのコメを仕入れられないと組合から連絡を受け、新たな調達先の開拓も検討しているがめどはたっていない。愛友酒造・兼平理香子社長は「作れないのは酒蔵にとって致命傷」と話す。
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